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性病の一種である性器ヘルペスの症状は?

スーツを着ている男性

ヘルペスには種類があり、単純ヘルペスウイルスが口唇や顔面に感染したものを口唇ヘルペス、下半身に症状がでるものを性器ヘルペスといいます。
性器ヘルペスの主な症状は、性器やおしり周辺に赤いブツブツができたり、腫瘍、水ぶくれなどが起きてしまうことです。

単純ヘルペスウイルスの感染経路は一般的には性行為による感染がほとんどです。
まれに母親が単純ヘルペスウイルスに感染しており、出産時に母子感染する場合もあります。

感染してしまうと、ウイルスは下半身の神経節に潜伏しますが、約6割の人にはハッキリとした症状はでてきません。
体内の抵抗力が落ちたときなど何かのきっかけで活性化され、症状が現れはじめます。
そのため、単純ヘルペスウイルスに感染しても、すぐに発見するのがなかなか難しいというのが現状です。

男性・女性ともに共通する症状は、性器やおしり周辺がヒリヒリとした感覚があったり、むずかゆいような感覚があったあとに、赤みを伴うブツブツとした発疹や水ぶくれ、腫瘍が発症します。
悪化すると皮膚がただれたようになり、同時に痛みも強く感じるようになります。
38℃以上の高熱や太もものリンパ節の腫れも引き起こし、ヘルペスウイルスが髄膜まで達してしまうと、最悪の場合、髄膜炎を発症する場合もあります。

男性の場合は主な症状は外陰部やおしり周辺のみに発生しますが、女性の場合は子宮頚部や膀胱までウイルスが達することもあります。
子宮頚部まで入りこんでしまうと、冒頭で述べた通り出産時の母子感染につながってしまったり、膀胱に入りこんでしまうと、膀胱炎のような症状が出て、排尿時の痛みを感じるようになります。

性器ヘルペスは再発を繰り返す病気です。
抗ウイルス薬によって、ウイルスの増殖を抑制し、症状を改善させることはできますが、ウイルス自体を身体から完全に消滅させることはできません。
初めて感染した人の80%が1年以内に再発するというデータもあります。
一般的に初発のときが一番症状が重く、再発は初発に比べると症状は軽くなるという傾向があります。

性器ヘルペスは再発しやすい?

性器ヘルペスの症状が出た場合、抗ウイルス剤で単純ヘルペスウイルスの増殖を抑制し、症状を改善させますが、ウイルス自体は消滅しません。
そのため、単純ヘルペスウイルスに一度感染してしまうと、症状が出なくなってからも、ウイルス自体は下半身の神経節に潜伏したままになっています。

ウイルスがおとなしくしている時の症状は何もありませんが、何かのきっかけで再び暴れ出すと、症状が再発してしまいます。
再発のきっかけとしては、ストレスなどの精神的な要因と疲労による体力・免疫力低下、月経前、不規則な生活リズムなどの肉体的な要因があげられます。
再発すると、性器やおしり周辺に症状が現れてきます。

こうした再発を予防するために、抗ウイルス剤を予防のために服用し続けることがあります。
神経節に潜伏している単純ヘルペスウイルスが再活性化し、増殖することを毎日低容量の抗ウイルス剤を服用することで抑え込み、再発を事前に予防するのです。

ただ、気を付けたいのは再発防止のために抗ウイルス剤を処方してもらうと保険の適用外になることです。
例外的に1年で6回以上の性器ヘルペスの再発を繰り返した場合は保険が適用されますが、基本的には保険適用外での処方となります。
そのため、再発予防のために長期間服用したい場合は、インターネットで海外輸入代行業者から、低価格で購入している人も増えています。

また、長期間に渡って抗ウイルス剤を服用する際は、肝機能障害などを発症するリスクもあるので、必ず定期的に血液検査を受けるようにしましょう。
病院で処方されている場合は、医師の管理下の元で定期検診があります。
個人輸入で安く手に入れた場合などは、個人の判断での使用になるため、副作用を発症してしまう恐れがありますので、用量・用法を守って安全に服用していく必要があります。